スリングをご存知の方は多いと思います。

 リングのあるスリングは無段階に調節できます。
 日本製のスリングは、肩パットや首クッションが入っていたりと至れり尽せりですよね。
 でも実は、布にリングを通して縫っただけのシンプルな構造のスリングの方が、抱く人の肩と背中に広げることができ、首すわり前の小さい赤ちゃんから歩くようになった大きいお子さんまで長く快適に使うことができます。

 また、日本では首すわり前は横抱きでスリングに赤ちゃんを入れるよう勧める商品も多くありますが、スリングの横抱きは窒息事例もあり、推奨できません。
*日本小児科学会のInjury Alert(傷害速報)でも掲載されています :事例1 事例2
海外での事故事例も多く報告されています

 丸まりすぎた頭部と背中は呼吸を妨げ、足を伸ばした姿勢は股関節の形成不全に繋がります。
*詳しくは 赤ちゃんの発達と抱っこ のページへ

 横抱きでのスリング使用は赤ちゃんの生命の安全と、健全な発達を保障できないため、縦抱きでの使用を推奨しています。

 スリングは車移動やベビーカーとの併用でも大活躍です。

 特に歩くようになった子は、頻繁な抱っこ・降りるの繰り返しにも対応しやすくとても便利です。

 ベビーラップに比べて使い方が簡単なのでお父さんにもオススメです。